都市: Alvar Aallon kotitalo | The Aalto House, Riihitie, Helsinki, Suomi Google マップで開く

テーマ: 住宅, 白漆喰

1934年アイノとアルヴァ・アアルトはヘルシンキのムンキニエミ地区(Munkkiniemi)のリーヒティエ通り(Riihitie)の自然豊かな場所に土地を購入し、自分たちの住居を設計し始めました。1936年に完成したこの建物はアアルト夫妻の自邸、兼アトリエとなりました。夫妻は自然の素材を使い、シンプルなデザインにする事で、モダン建築をソフトに表現しました。自宅を設計することにより、様々な素材や工法を試すこともできました。

同じ地区のティーリマキ通り( Tiilimäki)にアトリエが完する1955年までは、この建物がアアルトの設計事務所として使われていました。アルヴァ・アアルトは1976年に亡くなるまでこの家で暮らし、その後は後妻のエリッサ、そして彼の親族が住んでいました。建造物保護法で守られているこの建物は、現在、アルヴァ・アアルト財団の所有するミュージアムの内の一つで、一年を通してガイド付きツアーでご見学頂けます。また、自邸内にはミュージアムショップもあります。

この建物に2つの用途があることは外観からも見て取れます。間口の狭いアトリエの外装はレンガ表面を漆喰で仕上げています。窓の配置の仕方からは機能主義の考えを取り入れている事がはっきりとわかります。居住スペースの外装には薄く塗装された小割りの板が使われています。この建物の屋根は平らで南に面した大きなテラスがあります。

道路側から見たこの建物は閉鎖的ですが、室内は開放的になるように考慮して設計されています。内外装ともに、仕事場とプライベート空間では使用する素材を変える事で差別化されています。

通り側の外観は、手の込んだ作りの庭側と比べると閉鎖的で質素にデザインされている。写真:Maija Holma(アルヴァ・アアルト財団)

アアルト自邸、リビングルームと奥には仕事場として使われたアトリエ。写真:Maija Holma(アルヴァ・アアルト財団)

道路側から見たこの建物は閉鎖的ですが、室内は開放的になるように考慮して設計されています。内外装ともに、仕事場とプライベート空間では使用する素材を変える事で差別化されています。
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アアルトの設計事務所はティーリマキ通りのアトリエが完成する1955年まではリーヒティエ通りにあった。写真:Maija Holma(アルヴァ・アアルト財団)
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自邸のダイニングルームは様々なスタイルを用いながらも調和がとれている。写真:Maija Holma(アルヴァ・アアルト財団)
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自邸の庭はアアルト夫妻が共に設計した。写真:Maija Holma(アルヴァ・アアルト財団)
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事務所棟側は伝統的な木製の柵で囲われている。写真:Maija Holma(アルヴァ・アアルト財団)

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1. アアルト自邸

案内

基本情報

アルヴァ・アアルト自邸/アアルト・ハウス(Alvar Aallon kotitalo)

アアルト自邸はヘルシンキのムンキニエミ地区(Munkiniemi)にあり、住所は Riihitie 20, Helsinki です。ここはガイド付きツアーでのみご見学頂けます。ツアーは事前予約をお勧めしており、ご予約はこちらのウェブサイトからお願いします。

ツアーは一年を通し行っています。所要時間は約1時間でガイドの案内、自由見学、ミュージアムショップでのお買い物の時間が含まれています。見学時間やその他の詳細についてはアルヴァ・アアルト財団のウェブサイトから。

ヘルシンキ中心部からムンキニエミまでは4番トラムのご利用が便利です。最寄りの停留所は Laajalahden aukioです。詳細はこちらから。

また、近くにはアアルトのアトリエ/スタジオ・アアルト(Alvar Aallon ateljee)がありますので、両方見学されてはいかがでしょうか。アトリエの住所は Tiiilimäki 20, Helsinki です。こちらの見学時間やツアーの事前予約などの詳細はこちらから。

その他自邸についての詳細はこちらもご覧ください。

Alvar Aalto web shop ではアアルト自邸に関する本と図面(PDF)をお買い求めいただけます。

ガイド付きツアー

ご予約はこちらから。

追加情報

アアルトのアトリエ/スタジオ・アアルト(Alvar Aallon ateljee)は自邸近く、同じムンキニエミ地区にあります。