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パイミオの結核療養所/サナトリウム

住所: Alvar Aallontie 275, 21540 Paimio, Finland Google マップで開く

入場料: 16ユーロ〜/人

ツアー: ガイドの所要時間は1〜2時間. パイミオの結核療養所へは Magni Mundi 社の主催するガイド付きツアーでご見学頂けます。ツアーの所要時間、予約方法、料金など詳細に関してはこちらの Magni Mundi 社のページをご覧ください。6月から8月の毎週日曜日は一般見学ツアーが15時開始です。但し、フィンランドの祝日、夏至祭は除きます。料金は一人当たり 16 €、現地で現金にてお支払い、または事前にこちらのウェブサイトからお買い求めください。グループやプライベートツアーでご予約される場合は下記までご相談ください。Magni Mundi Oy / Karoliina Vitikainen電話:+358 44 977 89 81Email:sales@magnimundi.fi

テーマ: モダニズム, 病院, 自然

ウェブサイト: アルヴァ・アアルト財団

1933年に完成した、パイミオの結核療養所/サナトリウム(Paimion parantola)は、アルヴァとアイノ・アアルトの国際的なキャリアの基盤となるものでした。その二年後に完成したヴィボルグの図書館(Viipurin kirjasto、1935年)と共にアアルトは国際的にその名を広めていくのでした。フィンランド建築は、もう外部から影響を受けるだけの存在ではなかったのです。

1929年1月の建築コンペティションで勝利を得たことにより建てられたこの療養所は画期的なものでした。結核療養所は新しい機能主義に沿った建築と言えます。そこには大胆なコンクリート構造と時代に応じた建築技術により、建築と機能を分けずに考えるということを可能にしました。

内装はメインの階段には黄色い床を、廊下には色とりどりの壁、病室には濃い色の天井、バルコニーにはオレンジの手すりを装飾アーティストのエイノ・カウリア(Eino Kauria)と共に手掛けました。

用途に合わせて建物の各部分はグループ分けされ、家具やインテリアの細部までに渡り、アアルトのアイデアでデザインされました。既製品の家具の他に、この療養所のために、アアルトがデザインした家具も多く使用されています。それらはその時代に沿ったアイデアで、他の場所でも使用できるようにデザインしました。その為、元々この療養所のためにデザインされた多くの照明器具が製造元のTaito Oyのカタログに掲載されていました。

1953年に設立されたアルテック社(Artek)の中心的な商品となったのは家具です。特に合板を曲げて作るパイミオチェアは国際的なデザインの象徴となりました。一方で療養所と同時期にオット・コルホネン(Otto Korhonen)の家具工房で作られた三脚スツール(stool 60)は療養所の最初の家具を決める段階には間に合いませんでした。病室の家具はアアルトが指摘するまで、スチールパイプ製のものが使われていました。

アアルト設計事務所の計画に基づき、手術棟が1950年代の終わりに本館に増築される形で完成しました。更に、1960年代にはその近くに従業員の住まいが建てられました。松の森に曲がりくねったように並ぶ長屋の集合住宅は「毒蛇の邸宅」( Kyykartano)と呼ばれ、この周辺に新しい住居の形をもたらしました。

サナトリウムの療養棟からは松林の広がる景色が見える。写真:Maija Holma(アルヴァ・アアルト財団)

サナトリウムの内装には様々な色が使用された。写真:Maija Holma(アルヴァ・アアルト財団)

Paimion parantola talvisena kuva Maija Holma Alvar Aalto -säätiö
サナトリウムの外観は冬でもカラフルな装いを見せる。写真:Maija Holma(アルヴァ・アアルト財団)
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内装はメインの階段に黄色い床を選ぶなど装飾家のエイノ・カウリアと共に手掛けた。写真:Maija Holma(アルヴァ・アアルトミュージアム)
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建物を囲む松林と緑豊かな芝が夏の風景を彩る。写真:Maija Holma(アルヴァ・アアルト財団)
Paimiossa voi vierailla oppaan kanssa
パイミオのサナトリウムは事前予約制のガイドツアーで見学できる。写真:アルヴァ・アアルト財団
Paimion parantolan pienoismalli näyttelytilassa
見学ツアーではサナトリウムの模型で、より詳しく知ることができる。写真:Maija Holma(アルヴァ・アアルト財団)

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1. パイミオの結核療養所/サナトリウム

案内

基本情報

パイミオ市(Paimio)へのアクセス

パイミオはトゥルク市(Turku)とサロ市(Salo)の間にあり、ヘルシンキから約140km西に位置します。パイミオへは高速道路、または旧道を通り乗用車で、あるいはトゥルクから路線バスのご利用でお越し頂けます。また、ヘルシンキからは Matkahuolto(マトゥカフオルト)や Onnibussi(オンニブッシ)のバスで約2時間で到着します。バス停の名前は Paimio th, moottoritie (liittymä 11) です。バス停から療養所まではタクシーをご利用ください。タクシーの電話番号は +358 21 0041です。

路線バスを利用した場合、トゥルクからパイミオまでの所要時間は約1時間です。事前にバスの運行時刻等こちらからお調べください。

(ご注意)トゥルクからの路線バスの一部は療養所まで行きますが、一部はパイミオの中心部までしか行きません。中心部から療養所までは約3kmあります。パイミオの中心部からはタクシーのご利用で療養所までお越し頂くのが便利です。タクシーの電話番号は +358 21 0041です。

パイミオの療養所の住所は Alvar Aallontie 275, Paimio です。

こちらはガイドツアーのみの見学になります。料金、詳細等は Magni Mundiまで。

その他パイミオの詳細はこちら

Alvar Aalto web shopではパイミオの療養所に関する本をお買い求めいただけます。

ガイド付きツアー

ガイドの所要時間は1〜2時間. パイミオの結核療養所へは Magni Mundi 社の主催するガイド付きツアーでご見学頂けます。ツアーの所要時間、予約方法、料金など詳細に関してはこちらの Magni Mundi 社のページをご覧ください。6月から8月の毎週日曜日は一般見学ツアーが15時開始です。但し、フィンランドの祝日、夏至祭は除きます。料金は一人当たり 16 €、現地で現金にてお支払い、または事前にこちらのウェブサイトからお買い求めください。グループやプライベートツアーでご予約される場合は下記までご相談ください。Magni Mundi Oy / Karoliina Vitikainen電話:+358 44 977 89 81Email:sales@magnimundi.fi