住所: Tuusula, Finland Google マップで開く
入場料: お問い合わせください
テーマ: アート, 住宅, 文化施設, 音楽
ウェブサイト: Visit Tuusulanjärvi
約百年前、トゥースランヤルヴィ湖(Tuuslanjärvi)畔にはに独自のアーティストコミュニティーが誕生しました。それは本来のフィンランド特有のものとは全く別のものでした。ナショナル・ロマンティシズムの芸術家たちは訪れた人々に影響を与え、1917年の独立へと導いた国民感情を生み出しました。
トゥースランヤルヴィ湖畔のその環境は、様々な分野の芸術家や画家、作家や作曲家などに影響を与えました。現在トゥースランヤルヴィ湖周辺のミュージアムでは芸術作品や文化、歴史の紹介などがあり、多方面にわたり理解を深めることができます。
トゥースランヤルヴィ湖周辺のこの小さな地域には豊富な見どころと様々な体験ができ、訪れるのには最適です。湖のある環境は夏だけでなく、冬ならではのアクティビティも楽しめます。おすすめは自転車で湖畔を一周し、その美しい景色と雰囲気を体感することです。トゥースランヤルヴィ湖畔自転車一周のモバイルアプリ(app.citynomadi.com)がありますのでご利用ください。この湖では魚釣り、ボート、カヌー、ヨット、アイススケート、クロスカントリースキー、そして泳ぐこともできます。冬の湖とその周辺は散策やクロスカントリースキーで楽しむ人たちにとって魅力的な場所です。天候(氷の状況)次第では凍った湖上にアイススケート散策用の通路が整備されます。スケート靴やソリ、スノーシューズレンタルも行なっています。
この湖周辺はトゥースランヤルヴィ湖の美しい景色の広がる岩山サルヴィカッリオ(Salvikallio)など、楽しめる場所がたくさんあります。アーティストコミュニティーの間では「小さなコリ公園*」(”Pikku-Koli”)として知られるこの場所は、トゥースランヤルヴィ湖の見事な景色を眺め永遠の思い出とするには最高の場所です。
*コリ公園:フィンランド東部にあるフィンランドで一番有名な自然国立公園で、フィンランドを代表する景色を望める場所。
コッコネン邸(Villa Kokkonen)
トゥースランヤルヴィ湖のアーティストコミュニティーで一番新しい家はコッコネン邸(Villa Kokkonen、1967-69年)です。ここは作曲家ヨーナス・コッコネン(Joonas Kokkonen)が27年間住んでいた、アルヴァ・アアルト設計の邸宅です。現在のこの家のホストであるエリナとアンティがこの家を観光地として、また文化的な交流の場として、コッコネン邸見学ツアーやコンサート、パーティーなどを主催しています。
詳しくはこちらをご覧ください。
トゥースラのランタティエ通り(Rantatie)とアーティストコミュニティー
トゥースランヤルヴィ湖畔の環境は、様々な分野の芸術家や画家、作家や作曲家などに影響を与えました。現在トゥースランヤルヴィ湖周辺のミュージアムでは芸術作品や文化、歴史の紹介などがあり、多方面にわたり理解を深めることができます。
ランタティエのアーティストコミュニティーはフィンランドの文化的歴史に大きな影響を与えました。フィンランド芸術の黄金期に活躍した多くのアーティストたちは1800年代から1900年代にかけてトゥースランヤルヴィ湖の東岸に住んでいました。
トゥースラのランタティエのアーティストコミュニティーが誕生したのは作家のユハニ・アホ(Juhani Aho)と彼の妻である画家のヴェンヌ・ソルダン=ブルフェルディ(Venny Soldan-Brofeldtin)に関係があります。彼らは1897年にヤルヴェンパー市(Järvenpää)のマナーハウスから、現在はアホラ(Ahola)と呼ばれているサマーコテージを借りたことがきっかけでした。ユハニ・アホが魅せられたこの場所に黄金期に活躍した他のアーティストたちも移り住んだのでした。その他の詳細はこちらをご覧ください。

コッコネン邸はトゥースランヤルヴィの湖畔にある。写真:Visit Tuusulanjärvi

コッコネン邸の見学ツアーはグループでの参加も可能。写真:Mestart(株)
案内
基本情報
トゥースランヤルヴィ湖(Tuuslanjärvi)へのアクセス
トゥースランヤルヴィ湖はヘルシンキから約40km北に位置し、車またはヘルシンキから電車やバスでヤルヴェンパー(Järvenpää)までお越しになるのが便利です。ヤルヴェンパーは公共交通機関が充実し、トゥースランヤルヴィ湖周辺での利用も便利です。ヤルヴェンパーのタクシーはこちらから。電話:+358 9 10664400
その他の詳細はこちらから。