
ラハティの十字架教会
ラハティ / 1979
ラハティの十字架教会(Lahden Ristinkirkko、1979年)の塔は古い教会のあった小高い丘の上で印象深く高くそび建っています。街並みの一部になっているアアルト設計のこの教会は、マーケット広場を南に越えた道の先にある、もう一人の巨匠、Eliel Saarinen(エリエル・サーリネン)設計の市庁舎を、まるで鏡でも見ているかのように向かい合って建っています。 ラハティ市(Lahti)の主教会である十字架教会は礼拝、教会的儀式、そして聖なる活動の場として良く知られています。世界の巧みなオルガン演奏家たちが十字架教会の53ストップ のパイプオルガンを演奏したこともあります。このパイプオルガンはヴェイッコ・ヴィルタネン(Veikko Virtanen)製のものです。音響が良いために教会では大切なコンサートやレコーディングの場所になっています。教会ホールには1150席の座席があります。…