
アラヤルヴィのアアルト建築
アラヤルヴィ
アラヤルヴィ市(Alajärvi)はアルヴァ・アアルトが幼少期に夏を過ごし、若い頃の家があった町です。アアルトがコンペティションの作業など仕事で多忙な毎日を過ごした時間とは逆の、家族や親せきと休日をのんびりと過ごした場所でした。ここは彼にとって「心の故郷」でした。 自然の美しいアラヤルヴィに、広範囲にわたってアルヴァ・アアルト建築があります。それは彼の初期の頃の仕事から、彼の設計事務所の最後の仕事までに及びます。 アラヤルヴィの中心部ではアアルトが学生時代に手掛けた初めての公共建築から「白の時代」を経て、アアルト設計事務所の最後の仕事までを見ることができます。アラヤルヴィの行政と文化の関連センターとその周辺には、近年修復されたアアルトが弟のために設計した家、ヴィラ・ヴァイノラ(Villa Väinölä)など合わせて11棟の建築があります。…