エウラへの旅、先史時代からアルヴァ・アアルトまで

１日の始まりは、まずヤルマリ・カルフラ（Jalmari Karhula）設計の青少年センター、エウラのピルッティ（Euran Pirtti）を訪問します。ここで朝のコーヒーと自家製エウラのリンキラドーナツをどうぞ。このドーナツはフィンランド伝統の味リストに選ばれています。

その後、古い石造りの牛舎に作られた、先史ガイドセンター・笑うドラゴン（Esihistorian opastuskeskus Naurava lohikäärme）に向かうと専門ガイドが出迎えます。そしてエウラの先史時代、特に豊かであったバイキング時代についての案内を受けながら見学します。また先史時代の手工芸作りを体験したり、バイキングの刀の複製を持って重さを推測したりと様々な体験ができます。センター内のショップではエウラで発掘された当時のものを元にしたお土産品もお求めいただけます。

続いてバスに乗ってガイドとともにルイスタリ古代パーク（Luistarin muinaispuisto）へと向かいます。ここはフィンランドで最も重要な古代遺跡の１つが見つかった場所です。ここでは、1300以上の鉄器時代のお墓が調査され、その中でもよく知られているのはエウラの女主人の墓です。当時の彼女の洋服から、それが彼女のものとわかりました。夏にはこの付近の発掘の様子を写した写真展が開かれます。

その後、ガイドと共にカウットゥア・ルーキンプイスト／製鉄所跡（Kauttuan Ruukinpuisto）へ、カウットゥア・クラブハウス（Kauttuan Klubi）でおいしい昼食をお楽しみください。このクラブハウスは1802年から製鉄所の本館として使われていました。

昼食後はガイドと共に徒歩、または車でカウットゥア・ルーキンプイストへ向かいます。ここで工業地域の建築について知ることができるでしょう。例えば古い製鉄所の住居、1911年、ヤール・エクルンド（Jarl Eklund）設計の古典様式の代表ヴィラ・アールストローム（Villa Ahlström）など。その後、アルヴァ・アアルトの残したルーキンプイスト（Ruukinpuisto）へ向かい、テラスハウス（Terassitalo）を訪れます。ここでは建築、インテリア、芸術がまるで１つになったかのような室内の展示をご覧いただきます。１日の終わりは、その他のアアルト建築へと向かいましょう。例えば、川辺のサウナ（Jokisauna）、ここはもともと労働者のために建てられたサウナです。現在はカフェとデザイン雑貨のショップになっていますので、ここでコーヒー休憩しましょう。

• ツアーにはグループ専用のバスと専用ガイドが付きます。
• １グループ 8 ～30 名。または最低１グループ８名です。
• 火曜から日曜日まで年間を通してご利用頂けます。
• 所要時間は約７時間です。
• ガイドの使用言語は、フィンランド語、英語、スウェーデン語です。